神田ツルハチ

tulpen2005-08-22

こんばんは。夏バテ明けの月曜日はやっぱり夏バテで?。ん?これも句にできそう?!(しません)
では、まず「食」の句から。

蛸だいこん広島こんにゃく蝦しんじょ
獅子唐の青も夜風に色褪せて
樽酒 賀茂鶴をいただいて
冷や酒の米浅き香り神保町
行儀よく並ぶ里芋五つ子
季語的に、最初の句は大変怪しいです。食ったものの羅列です。
「あれれ、夏バテだとほざいて何を?」と、顰蹙を買うのは承知の助。しかしながら紹介せずにはいられません。

リンク先の解説にあるように、お通しで竹筒のしじみの味噌汁をいただきました。この心遣いと、居酒屋のメッカ、神田、という方角の良さも手伝って「今日はいいお店にきちゃった!」といい気分。
本当は、残業後の小腹を満たすだけのつもりだったんですがねぇ。こういうところは、出来心じゃないと入りません。今日は、同僚の思いつきで「やっ!」と入ってきました。一応、体調を考えて、お酒は一合弱にて止めけり。

少年の飽きずしがむやさとうきび
今日の酒の席での話題は、「しがむ」について。「さとうきび以外に『しがむ』はいつ使うのか」*1というお題に「パピコ」と答えたが、両隣りの連れより「あれはしがんでない」と、即刻却下。ええ、ええ、知ってますよ、「しがむ」のは、噛みしめたそばから味が出ないと言わないんでしょ。
でも、パピコだってしがんでるようなもんじゃなかった?!

*1:調べましたところ、他に、昆布、干しイカ、牛スジなどを噛んで味わうときにも「しがむ」というようです。