サボタージュ虫

すみません、今晩の句は2日に分けます。
というのも、現在(15日深夜)冷たい秋雨がふっているなか、金曜日に書き溜めた句をアップしたいから。つくづく、句というのは、その日、その日にアップしないと一気に鮮度が落ちるものだと実感します。

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一ヶ月に一度の締めを、一段落終えた翌朝。
気持ちよく、やや暑いくらいの秋晴れでした。

秋晴れに汗ばむ朝の遅刻かな
ベタ塗りの空色に米軍機の白
はい、遅刻しました。日差しは暑く、風がさわやかな朝、遅刻しても構わないんじゃないか…?! と思ったわけです。出た!サボタージュ虫。
蛍光灯羊が渡る空のした
手折られてうちにおあがり金木犀
羊雲と金木犀。毎日、秋、秋と言っていても、また新しい季語が見つかるんです。日本の季節ってすばらしい。自然の流れって本当にありがたい。

…なんだか、またジイサンみたいだな…(汗)