艶声フェレール

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・プレゼンツ

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・プレゼンツ

路坊に咲く
南国の艶声
枯れ果てり

昨日7日、キューバブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブイブライム・フェレールが死去(http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml?type=entertainmentNews&storyID=9295068&section=news)。詳しくは、ロイターの記事にありますが、かつて「キューバナット・キング・コール」と呼ばれたシンガーは、時代と共に忘れられ、路上で靴磨きをする身にまで成り果てていました。ヴィム・ヴェンダース監督による同名の映画への出演によって、再び脚光を浴び、晩年まで唄い続けることができたわけです。彼にとっても幸せな結末だったのではないかと思います。彼の「枯れた艶声」に、本当に心を打たれました。どうもありがとう。

あごの下
汗がすっと引く
地下ホーム

いやですねぇ。汗でじっとりしたあごの下を触ると、たる〜んと下がっているように感じられて、嫌です。

肌に刺す
日差し懐かし
夏休み

どうも最近、子どもの頃の夏休み気分なんですが、なぜでしょう???(笑)

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もう3句。

急行過ぎ
駅舎が霞む
参宮橋

ウィンドウに
早熟ボルドー
表参道

仕事でも何の用でも、たまに訪れた土地のことを書く、というのは、ネタとして便利ですね。

夏の闇の
狂騒潜り
月曜日

そろそろ、夏のお祭り騒ぎも疲れて参りました…(笑)