月、ミテル?

こんばんは。
本日より公開の映画『同じ月を見ている』を見てきました。

私の友人が、主演のエディソン・チャンの通訳をしたので、ぜひとも見たいと思っていた映画でした。一方で、果たして香港人のエディが日本人役のドンを演じられるのか、正直疑問もあったのですが…、びっくり! エディに泣かされました。窪塚洋介に負けてなかったっす。
監督は深作健太さん。深作欣二監督の息子さんで、『BR2』では、撮影の途中で逝去したお父さんの遺志を継ぎ、監督を務めました。とはいえ、はやり今作が監督デビューと言えるでしょう。ちょっと原作の筋を追いすぎて、できごとの必然性がところどころ説明不十分だった気もしますが、良作でした。もちろん、いつものごとく、心ではあっちこっちツッコミを入れてましたよ!*1
いやいや、同世代の監督の見事なお仕事に、感激いたしました。山本太郎もステキだ!
そういえば、寒くなったせいで、お月さまがぐっとキレイに見えるようになりましたね。実は最近、メールで月の感想がよく来ていて、香港でも日本でも、だれもが「同じ月を見ている」んだよなぁ〜と、思っていたのでした。こじつけじゃ、ございませんよ! けっこう、月に関してはおセンチな三十鈴です。

枯野ゆく月を見上げてみぎひだり
あ、句はセンチにならなかったな…

*1:なぜあんな大火事だったのに、誰にも火傷の跡がないの? 月、でっかすぎねぇ? メイサは心臓弱いのに走ってええの? などなど…そういえば、先日見た『愛しているともう一度』と設定がダブります。突っ込みどころも(笑)