でんでらリュウ

こんにちは。残暑厳しい日が続きますですね。さて、実は先日の「花火」の句ですが、実はこの「花火」、秋の季語だったんですね。そうなんです、分かってはいましたが、立秋を過ぎるとその名の通り、秋なんです。そんなこと言われてもねぇ…こんなに暑けりゃ、夏だよ、夏! 一般の学生さんが夏休み気分でいる間は夏・秋混合でいきたいと思います。

病室で見守る夏の再試合
今年まだミンミン蝉鳴かぬと父
実は先々週より父入院。おかげさまで大事は切り抜けることができたのですが、思わぬ真夏の病院通いに、ついうっかり「正岡子規みたい…ウシシ」と思ってしまった不謹慎三十鈴でございます。
さて、タイトルにつけた「でんでらリュウ」。

でんでらりゅうが でてくるばってん
でんでられんけん でーてこんけん 
こんけられんけん こられられんけん
こーん こん

っていう童歌なんですが、ただいま、NHK教育にほんごであそぼ」のエンディングにて放映中。
http://www.youtube.com/watch?v=tdPEjarItpc
これが頭を離れなくって困るんです〜。(『家庭内デート』以来のマイ・ヒット)。語呂が好く不思議な歌詞が余計に病みつきにさせます。最初、1歳児がこれを聞くと夢中で踊ると聞いて知ったのですが、他方からも同様の情報があり、ただいま1歳児と三十路を虜にしている模様。
歌詞の意味は諸説あるようですが、一般的な解釈(?)は、長崎の方言による言葉遊びの類で、

出られるなら 出てくるけど
出ていけないから 出てきません
行けないので 行けないですから
来ません 来ません

っちゅーことらしいんですね。いい歌だ…。おかげで最近毎朝歌っております(出社拒否)。

※一説には「でんでらりゅうが」の「りゅう=龍」という解釈もあり、ややこしいことにNHKでは長崎くんちに似た龍の担ぎものが出てきたりします。ま、どっちでもいいんですけどね。